vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

オドゥールコカール1988、1989、1990、1992、1994年

アシェット誌でも毎年掲載され、フランスでの評価は極めて高く
メオ・カミュゼやクロード・デュガに卸す知られざる優良生産者
オドゥール・コカールがこの価格で!?」と驚きましたが、
生産者と懇意にしているワイン商から蔵出し品を買い付け、
控えめな価格で入手できました。
以前よりは上がりましたが転売されておらずリーズナブルで状態良好!

当店は品質重視のため、ワインを揺らさないよう輸入に一ヶ月かかる船便ではなく、
フランスからダイレクトに航空便で運びました。
(同じワインが安価に流通していても別物と申し上げたいです)

手頃で美味しい価格のワインが、なかなか見つからないため
期間限定特価にて紹介いたします。

※いずれも在庫が少なくなると予告なく元の価格に
戻りますのでご了承くださいませ。

今回は1988、1989、1990、1992、1994年が同時入荷!!
ジュヴレ・シャンベルタン・コンボット、クロ・ラ・リオットなど
フランス国外には滅多に出回らない稀少な銘醸畑が。。。

コカールのワインは熟成モノでも極めて保存状態がよく
生まれ年のプレゼントにも安心して使えますよ^^

1988年 http://www.yoshidawines.com/product-list/73
1989年 http://www.yoshidawines.com/product-list/75
1990年 http://www.yoshidawines.com/product-list/77
1992年 http://www.yoshidawines.com/product-list/79
1994年 http://www.yoshidawines.com/product-list/81

親戚筋と思われるコカール・ロワゾン・フルーロのグラン・クリュは
高級品ですがご予算に余裕があればオススメです。
1984年 http://www.yoshidawines.com/product-list/69
1985年 http://www.yoshidawines.com/product-list/70

※上記リンク先にコカールが見当たらない場合は在庫切れです。
在庫数が少ないのでご了承ください。

フランス ブルゴーニュ地方 
オドゥール=コカール(1990年途中まではコカール・ショーヴネ)は
モレサンドニを代表する特級畑「クロ・ド・ラ・ロッシュ」真向かいのドメーヌ。
現地にて高評価でありながら生産量が少ないため、フランス国内でさえ
見つける事は難しく、愛好家が探し求める優良生産者です。

「バーガンディ・レポート」運営者ビル・ナンソンが2014年に発表した
ブルゴーニュの隠れた10ドメーヌ」3位に選ばれました。

現在3代目のセバスチャン・オドゥールは畑仕事を重視し「良いワインは良い葡萄から」を実践し
栽培は自然農法のリュット・レゾネ。醸造も味わいをごまかす製法は使いません。

代表銘柄「モレ=サン=ドニ 1erクリュ・クロ・ラ・リオット」は
ギド・アシェット星付きワインとして掲載されてます。
偉大なクロ・ド・ラ・ロシュを構成するリューディ、レ・シャビオの
直下にある素晴らしいロケーション。

一級の中でも評価の高い超一級畑ですが、クロ・ド・ラ・ロシュに
連なる斜面の上部、クロ(=石垣)に囲まれ、モレサンドニ村の土地を
メタヤージュで畑を管理しているため「ラ・リオット」は
複数の生産者からリリースされますが「クロ・ラ・リオット」が飲めるのは
現在オドゥール=コカールのみ。ギド・アシェットでもグランクリュに匹敵と掲載されました。
 
全てノンリコルクで本物の古酒。若いワインが足された偽物ではありません。
いずれもチェリー系だけでなく黒果実系やダージリン紅茶の香りも感じられ、
深いところでまとまっています。
果実味、ミネラル、タンニン、酸味など熟成により柔らかく溶け込んでいました。

コカールのヴィンテージワインは極めて少なく、もうフランス国内でも見かける事は稀。
貴重品ですから、コンディションを重視しコストの掛かる航空便にて輸入しています。

赤ワイン やや辛口 品種ピノ・ノワール 750mL ノンリコルク
航空便輸入、定温定湿保管

※ボトルの底にオリが見られますが天然の成分です。
抜栓時はコルクが崩れやすいため、その場で飲まれる場合は
パニエ(ワインバスケット)をご利用いただき、ボトルを斜めにして抜いて下さい。
コルク片を取り出すため、ピンセットや耳かき状のものをご用意なさると便利でしょう。

※その他、ヴィンテージワインのお愉しみ方、注意点などご理解くださいませ。
https://www.yoshidawines.com/page/10

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 〜余談・古酒が偽造されている!?〜
欧州では若いワインを足した偽物の古酒が一部で「生産」されているようです。

具体的な名指しは控えますが(1)価格が相場に比べて安すぎる(2)液面が高すぎる
(3)コルクが新しい (4)オリが少なすぎる などチェックなさると良いでしょう。

もちろん当ページで紹介するワインは、コルクを打ち替えてないノンリコルクであり
本物のヴィンテージワインです。打ち替えたタイプも稀に仕入れますが
信用できる生産者のものしか買い付けません。(時には生産者もグルなので。。。)

若いワインを足す理由は、在庫不足ゆえ、古酒を増産しての利益増と
味の若返りでクレームを減らすこと。

1万円以下の古酒は蔵出しよりも、目利きのワイン商が保管していたノンリコルク品が
安心なことが多いです。無名でも転売されていない
もちろん遠い日本ですから輸送に航空便を使うことは大前提。

皆様も気を付けましょう。