vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

ウーイング・ツリー ピノ・ノワール 750ml  2007

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写真の湖面は無着色です。ツムラの名湯やバスクリンも混ぜていません。

テカポ湖ユースホステル(Lake Tekapo Youth Hostel)から望む
この神秘的な色は今でも忘れ得ぬ思い出。。。

どうか、ニュージーランドを訪れる機会があれば、
この教会がある小さな小さな街を見過ごさないでください。

マウントクッククイーンズランドという観光地には無い
静寂がこの街にはあります。


ニュージーランドを訪問した16年前はワイナリー(葡萄栽培)などは数少なく、
羊の放たれた牧草地とキウィ畑が中心だった気がします。

牧歌的という部分では変わりませんが、ワイナリーの数は急進的であり
世界レベルで俯瞰的に捉えてもマールボロ地区のソーヴィニョン・ブラン種、
各地のピノ・ノワール種は見逃すわけにはいきません。

今回紹介するこの超新星。。。このワインで愛の告白はいかが!?『求婚の木』と訳されるこのワインは数々の賞も受賞しています!!

ウーイング・ツリーはオーナーであるステフン・ファルカソン氏(:通称スティーブ)が妻のテア、妹のジェーン、その夫のジョフ・バウ氏と一緒に'01年に設立した新しいワイナリーです。
 '05年がファースト・ヴィンテージという新しいワイナリーですが、それ以前の4人は、ロンドンでIT系の仕事をしていました。スティーブ氏はワイナリーを設立する前にイギリスのプランプトン大学にて WSET(英国政府が認定するワインに関する世界的な資格)のディプロマ課程で学び、取得。セントラル・オタゴの理想の土地を見つけそちらでワイナリーを始めることにしました。
 購入した土地の真ん中に、ラベルにもある『ウーイング・ツリー』が
あります。実は、購入したときに、この木を抜いてしまおうかと考えていましたが、地元の若者が、この木のたもとで求婚をすることで知られており、あえてその木を残し、ワイナリー名も『Wooing』←本当は、「ヒューヒュー」など囃子立てる意味で、求婚と掛けて現地では『求婚の木』と呼ばれているそうです。そんなロマンティックなワインと一緒に求婚してみては!?

キャセイパシフィック航空のヨーロッパ線ファーストクラスワインリストに初めて載ったNZワイン

香港インターナショナル・ワインチャレンジ 金賞受賞その他多数のコンクールでメダルを受賞しています!!味わいは、ブルゴーニュのエレガントさと、ニューワールドの豊満さを掛け合わせたような印象派スタイル!!綺麗な酸もあり、ボリューミーで力強さもありますが、今となってはこなれたタンニンがしっくりとなじんでいます。ニュージーランドピノ・ノワールでもピカイチのセンスを感じます!
ぜひお試しあれ!

■ワイン名(原語)/ Wooing Tree Pinot Noir [2007]
■色     / 赤ワイン
■味わい   / ミディアムボディ
■ブドウ品種 / ピノ・ノワール100%
■生産者名  / ウーイング・ツリー
■産地    / ニュージーランド/セントラル・オタゴ
●ミーバッス ピノ・ノワール ヤング・ヴァインズ 2007年
Mebus Pinot Noir Young Vines 2007
ボトル写真、詳細は↓
http://www.yoshidawines.com/product/543


あとがき

その「ロード・オブ・ザ・リング指輪物語~」はNZでロケされました。
エンヤが大好きな物語だったそうで、映画では主題歌
「メイ・イット・ビー」がフィーチュアされています。

サビの部分はトールキンが生み出したエルフの言葉 ""Elvish""。

NZの風景、ストーリー、エンヤの歌声が一体となったPVをどうぞ。
んーと。。。好きなキャラは「ガンダルフ」かな(笑