vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

稀少!ボデガス・パラシオス・デ・グロリオーソ リオハ1978年

1978年産でコルクが打ち直されていない
「本物のスペイン古酒」はかなり稀少です。
殆ど見かけたことがありません。

パラシオス・デ・グロリオーソの1978はノンリコルクでありながら
保存状態が良い国宝級ワインです。

ミレジムの素晴らしさなのか、若いワインには無い魅力を見せてくれます。
滋味深い素晴らしい1本!
https://www.yoshidawines.com/product/1877

ブルゴーニュからは、こちら↓
●ドメーヌ・アンヌ&ジャン・フランソワ・デローム1978年
http://www.yoshidawines.com/product/325


1978年といえばRolling Stonesでさえ
Miss Youという流行に合わせた曲をリリースしたほどの
ディスコブームの時代。(日本だとヒデキ~の時代?)

皆さん、聞いたことがあると思われるコレなんか、
けっこう艶っぽい曲。
Yvonne Elliman - If I Can't Have You
https://www.youtube.com/watch?v=syiEwpcIPWI


ディスコ系以外だと、この辺か。
Eric Clapton - Lay Down Sally
Billy Joel - Just The Way You Are


今聴いても色褪せないもの、飽きないものって
派手なサビやリフを持ってないもののほうが
多い気がしてます。ワインと同じだなって。


前述のビリーの曲中でおっと思うのが
You always have my unspoken passion,
Although I might not seem to care.
の歌詞。

彼が熱い思いを伝えた女性との顛末はさておき、
偉大な作詞家ですね。


~あとがき~
久しぶりに店長は怒ってます!

スペインの安価な古酒に
グランレセルバ・ボデガス・サンイシドロ1977年というのがあり、
「安い。。生まれ年のワインに良さそう!」と思い、仕入れましたが、
今まで飲んだことがない代物でしたね。

結論から言うと。。お客様へ「ニ●物」かもしれないものを紹介したくないため、当店では処分。

いわゆるコルクを打ち替えたリコルク品なのですが、
明らかに色やオリの付き方が不自然なのです。

補酒をする際に「何か」を施し「これは素晴らしく保存状態の良い古酒です」と売り出されても
テンション下がりますね。。。「何か」の内容は、ここでは語りません。

ただ、VINICAなどのワイン評価サイトでヴィンテージワインを知らない愛好家が
「信じられないほど若い」と大喜びしているのが残念。

本物の古酒の喜びを知っているものとしては、
間違った認識でワインを流通してほしくないなぁ。