vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

入手困難!コンベント・アモンティリャード1951

凄い作品が古酒天国スペインには残っているものですね。

こちらは長い眠りを経て2015年に蔵出しされた秘蔵品。
完璧な保存状態に驚きました。。。久しぶりに胸が踊るワインです。

全ての個体には製造ナンバーとサインが入り、蝋で封印されています。
専用木箱も豪華で感動していただけるでしょう。

画像はこちら
http://www.yoshidawines.com/product/794

スペイン アンダルシア地方 モンティーリャ・モリレス 
●蔵出しアモンティリャード・セレクシオン・コンベント・ヴェンデミーア1951年

長い熟成と伝統が醸すスペインの国宝。。。
アギラル・デ・ラ・フロンテーラ(コルドバ)は1844年設立の長い歴史を誇ります。
1930年代の樽も存在しており、一切手を触れられず熟成されます。

創設者の子孫であり、現在の所有者であるサー・アントニオ・サンチェスによって、
狂信的とも言える高潔さをもってスペインの国宝といえる作品が造られます。

フィノとアモンティリャードは共に酒精の添加はされません。
PXには高品質のペドロ・ヒメネスが添加されます。

8月末に葡萄を収穫した後、細心の注意で麦わらの上に広げ、
時々裏返しながら1〜2週間、レーズン状になるまで干します。

遅摘みワインよりリスクが高く、少しでも曇れば乾燥が不十分になってしまいます。

収穫時、天日干しの間と選別は2度行われ、最高品質の葡萄だけが使用されます。
果肉は濃縮され、麦わらに付着する為、通常の圧搾法ではなく、
オリーブオイルに使われる水圧プレスで圧搾されます。

発酵後は自然にアルコール度数15度前後のワインができ、ソレラシステムで熟成され、
液面に産膜酵母(フロール)が生じ、長期熟成間にアルコール度が上がります。

乾燥した気候の為に水分が蒸発しする事、水の分子はアルコールの分子より小さく、
長期熟成を樽内で行うことで、水分が樽に吸収されるからです。

畑は標高500mに位置し、夏の湿度は0度、気温は日中40-50度に達するという
理想的な条件下での適切な乾燥状態に加え、優れた古い畑が必要となります。
これは何世紀にも亘る伝統に基づいた製法です。


アモンティリィヤードは熟成する事で琥珀色や濃い黄色を帯びてゆきます。

琥珀色で金色に輝き、シャープでありながら深みがある。
カカオ、ヴァニラ、燻製、ピーナッツ、ライム、桃、蜂蜜などのアロマも溢れます。
冷たい温度で大きなグラスでサーブして下さい。
永遠に続くような味わいが楽しめます。

品種:ペドロヒメネス(PX)100% アルコール度数:21%
Amontillado Convento Vendemmia(Cosecha)1951年
Limited Edition

Bodegas Toro Albala D.O Montilla-Moriles