vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

ワイングラス リーデルとショット・ツヴィーゼル

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~これからワインを飲もうとする方へ~

まずは良いグラスを入手してください。
ワインの風味は、品種、果実味、酸味、タンニン、などにより決定されますが
グラスの大きさや形状により、舌への落ち所などが違ってきます。

小さなグラスでは本来の香りや風味などのポテンシャルが発揮されません。

同じワインが異なる形状のグラスだと全く違うという事実…
是非ともお客様自身のために体験してください。

最初に購入するグラスはドイツ産のショット・ツヴィーゼル社が良いのではないでしょうか?
リーデルほど高価ではなく、しかも丈夫なんです。

●ヴィーニャ「カベルネメルロー」 (写真左)\1365
●ヴィーニャ「ピノ・ノワール」   (写真右)\1365
(6脚以上の購入で10%引・混載可能)

左・ブルゴーニュ型、バルーンとも呼ばれ香りを引き立てワインを舌先に導き、
果実味を増し、酸味を調和させます。品種はピノ・ノワールネッビオーロなど

右・ボルドー型、チューリップとも呼ばれバランス重視型、ワインを舌中央に導き、
タンニンを強く感じさせません。酸が少なく、タンニンの強いフルボディに向きます。
品種はカベルネメルローなど、(一部のシラー種にも代用可能)



グラスの取扱いに慣れてきたらリーデル社を推薦します^^。
今回はリーデルが手頃な価格で入手できたので、お客様還元価格にて紹介いたします。

オーストリー Riedel社~

1756年より、リーデル家はボヘミアでガラス工芸に打ち込み、
グラスメーカーとしての地位を確立していました。

1945年の第2次世界大戦後、共産政権となったチェコスロヴァキア新政府に
全ての財産を国有財産として没収された上、当時のリーデル一族の家長ワルターは、
グラス工場を自国に建てたいと考えたソ連に強制連行されてしまいます。
(事実上、リーデル家は一度終わった。)

息子のクラウスも強制連行されましたが、列車から飛び降りて逃走、亡命。

かつてリーデル家の弟子だったオーストリアのスワロフスキー家に救われ、
クラウスを実の息子のように可愛がり、大学まで行かせてあげた上、
スワロフスキー社のあるインスブルック近くのクフシュタインで
破産したガラス会社があったとき、資金援助し与えリーデルが再スタート。

ワルターは、在オーストリア大使館に連絡した為にソ連からスパイ罪に問われ
25年の禁固刑に処されましたが、スターリン死後、ドイツ首相が釈放に尽力し帰ってきました。

リーデル親子は、無事クフシュタインでグラス工芸と、ワインを美味しく飲むための
ワイングラス作りの研究に打ち込み、世界一のワイングラスメーカーとしての地位を確立した。

様々なワイングラスを考え出したリーデル社は偉大ですね。

~ヴィノムシリーズ~
1986年発表、品種の特徴に基づいて作られた、リーデル史上初の量産型マシンメイドグラス。
世界中に普及する人気商品ですが、今回は期間限定でのご案内です。

ボルドー No. 416/0 (写真下) Vinum made by Riedel
高さ:225mm 容量:610cc 材質:クリスタルガラス

輸入元希望価格 税込3465円 ⇒2380円 
4脚セット(専用化粧箱入り)9500円 

※正規輸入元リーデル・ジャパン(株)の商品です。
正規品は一つ一つ検査し、一定基準をクリアーしたものが日本向けに輸出されます。
並行輸入品は第三国経由が多く、生産年が古かったり、品質にばらつきがあったりします。
(ステムの商標で生産年がわかる)
ものによって傷や気泡、うっすら曇っているグラスがあるようです。