リンマー クワイルヒル・ヴィンヤード ルシアンリバー・ヴァレー 2003
~カリフォルニアワインの歴史~
150年前のゴールドラッシュ時代、労働者がカリフォルニア移住し
その終焉後に収入源としてのワイン生産が始まりました。
1919年 禁酒法が制定され多くが生産を止める。
1960年前後、ジャグワインといわれる安価な大量生産ワインが出回る中、
ロバート・モンダヴィが低温発酵や小樽熟成を試み大成功。
他の生産者達もモンダヴィに触発され、現在の名声を獲得すると、
企業が出資するようになり、設備を整えることができた。
アメリカ カリフォルニア ソノマ郡 ロシアンリヴァー・ヴァレー
U.S.A. California Sonoma County Russian River Valley
~ リンマー Lynmar ~
フリッツ夫妻は、今まで築きあげたアメリカ郵便サービス(UPS)を売却し、
ワイナリー経営を始めました。大英断だったのではないでしょうか。
1974年:ソノマ、サンタ・ローザの西、セバストポルとフォレストヴィルの間に、
シャルドネとピノ・ノワールの葡萄を植えます。
1990年:ダニエル・ムーアを招聘し自社ワインをリリース。(それまで「エチュード」や「ランドマーク」に葡萄提供)
2003年:元「フラワーズ」のヒュー・シャペレがワインメーカーに就任。
コンサルタントに元「スタッグス・リープ」のグレッグ・アダムス。天然酵母へ切替え。
2005年:夏に新ワイナリーが完成。
2006年: ワイン&スピリッツ誌「年間ベスト ピノ・ノワール」特集にて、
「クワイルヒル ヴィンヤード2003」が全米ベスト3の栄冠に輝く!30年の努力が結実しました。
現在47エーカーの畑を所有 http://www.lynmarwinery.com/
●リンマー ピノノワール クワイルヒル ヴィンヤード ルシアン・リバー ヴァレー 2003
Lynmar Pinot Noir Quail Hill Vineyard Russian River Valley 2003
詳細、写真は↓
http://www.yoshidawines.com/product/580
あとがき
ところで、日々の接客の中で時折フランスワイン崇拝主義を感じる事があります。
素晴らしい実績を重ねてきた事に何の疑いもありませんが、フランス以外を格下と思う方の多い事…。
現代のワイン概念なんて、長い歴史に比べると些細なものです。
深く追求してみると、格上のワインと対峙されない事が多く、
フランス産では高級ワインに敬意を表し、対価をお支払されても、
他地域では、膨大な時間と手間をかけたワインでも拒否される事しばしば。
伝統を重んじるのと権威的であることは紙一重。
本物のワイン好きなら、新たな扉を開けて頂きたいものです。
150年前のゴールドラッシュ時代、労働者がカリフォルニア移住し
その終焉後に収入源としてのワイン生産が始まりました。
1919年 禁酒法が制定され多くが生産を止める。
1960年前後、ジャグワインといわれる安価な大量生産ワインが出回る中、
ロバート・モンダヴィが低温発酵や小樽熟成を試み大成功。
他の生産者達もモンダヴィに触発され、現在の名声を獲得すると、
企業が出資するようになり、設備を整えることができた。
アメリカ カリフォルニア ソノマ郡 ロシアンリヴァー・ヴァレー
U.S.A. California Sonoma County Russian River Valley
~ リンマー Lynmar ~
フリッツ夫妻は、今まで築きあげたアメリカ郵便サービス(UPS)を売却し、
ワイナリー経営を始めました。大英断だったのではないでしょうか。
1974年:ソノマ、サンタ・ローザの西、セバストポルとフォレストヴィルの間に、
シャルドネとピノ・ノワールの葡萄を植えます。
1990年:ダニエル・ムーアを招聘し自社ワインをリリース。(それまで「エチュード」や「ランドマーク」に葡萄提供)
2003年:元「フラワーズ」のヒュー・シャペレがワインメーカーに就任。
コンサルタントに元「スタッグス・リープ」のグレッグ・アダムス。天然酵母へ切替え。
2005年:夏に新ワイナリーが完成。
2006年: ワイン&スピリッツ誌「年間ベスト ピノ・ノワール」特集にて、
「クワイルヒル ヴィンヤード2003」が全米ベスト3の栄冠に輝く!30年の努力が結実しました。
現在47エーカーの畑を所有 http://www.lynmarwinery.com/
●リンマー ピノノワール クワイルヒル ヴィンヤード ルシアン・リバー ヴァレー 2003
Lynmar Pinot Noir Quail Hill Vineyard Russian River Valley 2003
詳細、写真は↓
http://www.yoshidawines.com/product/580
あとがき
ところで、日々の接客の中で時折フランスワイン崇拝主義を感じる事があります。
素晴らしい実績を重ねてきた事に何の疑いもありませんが、フランス以外を格下と思う方の多い事…。
現代のワイン概念なんて、長い歴史に比べると些細なものです。
深く追求してみると、格上のワインと対峙されない事が多く、
フランス産では高級ワインに敬意を表し、対価をお支払されても、
他地域では、膨大な時間と手間をかけたワインでも拒否される事しばしば。
伝統を重んじるのと権威的であることは紙一重。
本物のワイン好きなら、新たな扉を開けて頂きたいものです。