vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

セイフリード・ヴュルツァー・ホワイト2010年

ブログのページ数が不足し始めているため、旧記事を更新してUPしております。

こちらは今飲んで凄く美味しい白ワインですが、赤ワインと違い、長期熟成向きではないので
2010年に結婚した二人が2020年に乾杯するとか、10年以内に飲みたい方向けです。

●セイフリード・ヴュルツァー・ホワイト2010年
ニュージーランド 南島ネルソン

セイフリード・エステート ワイナリー 
Seifried Estate Winery

1973年、オーストリアから来たヘルマン・セイフリードが、
妻と2人でタバコとホップ畑が点在するだけだった、
ネルソンに初めてワイナリーを開いたそうです。

彼らの成功によってネルソンには続々と新しいワイナリーが誕生し、
現在では20余りのワイナリーが居を構える国内有数のワイン産地に成長しました。

全て自家栽培の葡萄を使用し、現在ヘルマンが栽培を含む畑の管理を担当、
ワインの醸造は長男のクリスと長女ハイジが担当。
ヘルマンの故郷オーストリアの品種、ヴュルツァーや
ツヴァイゲルトからも個性的なワインを造っています。

●セイフリード・ネルソン・ヴュルツァー
Seifreed Nelson Wurzer
数量限定品「ヴュルツァー」は、芳香華やかで甘みのあるゲヴュルツトラミナーとミュラー・トゥルガウの交配種。

ゲヴュルツ100%だと甘くて食事に合わせにくいのですが、キレのあるミュラートゥルガウと交配され、
食中酒としてのバランスが素晴らしい!
りんご、白い花、レモンシャーベットなどのフレーバーが華やかに溶け合い、エキゾチックで魅力的。
(ドイツ産のヴュルツァーは少し甘い)

この高品質で、発売から数年で人気が高まってしまい、
日本への輸出量が確保できなくなっていました。

それもそのはず、この品種をNZで栽培しているのはココだけ!

なんとかお願いし当店が独占輸入することに成功しました。
メーカーは中規模ですが、これだけは少量生産となっており、
故郷への愛も含まれているのでしょう。良いワインを紹介できて嬉しく思います。

750ml 白/やや辛口

写真の確認はこちらから→ http://www.yoshidawines.com/product-list/145