vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

焼酎 事故米転売問題 「三笠フーズ・不規格流通米について」

農林水産省が、三笠フーズ大阪市)による事故米転売問題で、
販売先の焼酎メーカーは、鹿児島県の西酒造、喜界島酒造、
熊本県の抜群酒造、六調子酒造、福岡県光酒造と公表しました。


公表遅延で愛飲者は憂慮されたことでしょう。

御存知の方も多いですが、焼酎において米は米焼酎だけでなく、
芋焼酎黒糖焼酎のなどにも麹として使われます。

今回の場合、富乃宝山なども心配ですよね…(追記:使ったのは薩摩宝山だけと回答あり)。

当店には上記メーカーさんの米を使った焼酎はありませんが
お客さんの心配の種が消えるわけではありません。

購入したメーカーは被害者かもしれませんが消費者には早急に事実を知らせ、
不安を払拭して頂きたいもの(どんな銘柄に使ったか…など)。

農水省は管理できなかったのかという疑問が残ります。
食品業界に流通する可能性が高いのは明らかですし…癒着の匂いがプンプン。

追記

読売新聞の記事に「三笠フーズは関東でも九州でも事故米を取りに来る。
各事務所が必ず声をかけていた」と、農水省担当者は明かす。とありました。

食品卸メーカーなのに「全体の25%を購入していた」会社の
不正を見抜けないはずないと思いませんか?

~その他追記~
「かのか」のアサヒビール
「量り売り」の福徳長酒類
「やきいも黒瀬」の鹿児島酒造まで…

中堅メーカーが多いようです。
使用の有無ではなく、購入事実があるだけでイメージダウンは免れません。
見抜けなかった酒造メーカーも責任があるとの声はありますが、
それはちょっと冷たくないでしょうか?事実は現場の者しか分りません…

お客さんにも申し訳ない思いでしょう。業界全体の風評被害も懸念します。

一刻も早い事態の沈静を願います。