vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

2005年蒸留 長期熟成・芋焼酎「彩感佩 あやかんぱい」有機栽培!! ワイン酵母!!!

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先日のブログではプランターにて作物を育て始めたと公表しましたが、
青虫、アブラムシなど無農薬は本当に大変。

青々とした元気な葉が壊滅状態になっていく様子は、食物連鎖とはいえ切ないですね。。(笑
どこからでも虫たちは飛来し卵を産み付けていきます。


まぁ、オーガニックほど大変なものはありません。

自給自足程度の生産量なら真剣に育てられる方は多いでしょうが、
農家の生業として、ポリシーを持って生産される方々に改めて最敬礼!

さて。。。鹿児島から幻の熟成芋焼酎を紹介します。
どんなに芋焼酎通を気取っても、コレは知られていません。


●鹿児島県 種子島 2007年蒸留 オーガニック芋焼酎  
彩感佩(あやかんぱい)ワイン酵母仕込み

凄い焼酎を見つけました!!
交渉に交渉を重ねて満を持して紹介いたします。


種子島の太平洋を見下ろす丘で丁寧に栽培された無農薬むらさき芋。

5年以上の長期熟成により、アルコールの角が取れた優しい飲み口。

ワイン酵母が奏でるフルーティな香り。


九州、それも南部の種子島で除草剤を使用せず、
夏に手作業で除草する過酷さは想像に難くありません。

有機栽培・無農薬で芋を栽培した焼酎は、まだ生産量の1%以下。。。

ワインにもいえますが、隣接の田畑に害虫が発生した場合、被害が及ぼすのを防ぐ為、
農薬の使用が地域によって義務化されており、努力だけではなく
栽培地が独立している事、周囲も無農薬であるという環境までも必要です。

収穫後は丁寧に手作業で選別され、香りを引き出すためワイン酵母醸造に入りました。


無農薬、長期熟成の旨さ、ワイン酵母と3拍子揃った
焼酎に出逢った感激が忘れられません。

ただし、残念ながら栽培が困難なため芋の絶対数が少ないのです。

この焼酎を持っている酒販店でも、常連さんにしかご案内できないほどの数なので
ネット上を探し回っても見つからないでしょう。

森伊蔵より入手困難な、知る人ぞ知るプレミアム焼酎!

蒸留2005年(長期熟成) 酵母:ワイン酵母 アルコール度数:25度 
原材料:有機栽培むらさき芋(種子島産・綾紫)、米麹 
内容量:720mlのみ 飲み方:ロック、お湯割がオススメ。

販売、詳細は↓
http://www.yoshidawines.com/product/493


種子島特産、紫芋の色素は抗酸化タンパク質アントシアニン
活性酸素から細胞を保護し、豊富な食物繊維やビタミン、ミネラル類を持っています。
鮮やかな色をしていますが、焼酎は蒸留するので、もちろん透明です。

※日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会(JONA)が認定した有機
(オーガニック:organic)芋を用いておきながら、それは謳えません。
芋の生産者と、焼酎メーカーとの管轄の相違など、様々な障壁があるようで、
ラベルへの記載は残念ながら叶いませんでした。

種子島は鹿児島本土より南に位置するため、天候に恵まれ完熟した良質の芋が収穫できます。