vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

1977年、1978年のワイン

2016年9月追記

1977年のワイン一覧 http://www.yoshidawines.com/product-list/62

・蔵出しトスカーナ キャンティクラッシコ ファットリア・モンタリアーリ1977年

・蔵出しカンティーネ・マルケージ・ディ・バローロ・ヴェンデミーア1977年

・ノンリコルク AOCヴォルネー・レジス・ロシニョール=シャンガルニエ1977年 (航空便)


1978年のワイン一覧 http://www.yoshidawines.com/product-list/63

・ドメーヌ・アンヌ&ジャン・フランソワ・デローム・メルキュレイ・ルージュ1978年

・ボデガス・パラシオ・デ・グロリオーソ リオハ1978年
これ、かなりの掘り出し物!美味しいです♪

・ラ・カネストラ・アントニオ・フェッラーリ1978年
イタリアでしか流通していないお宝!
大好評です★

・ヴォーヌロマネ・コカール・ロワゾン・フルーロ1978年

・超特大バルバレスコ12500mL(12.5リットル) 1978年
こちらは、もう一生入荷できない気がする希少品。。。
イタリアから大切に航空便にて輸入しました。
若いワインでも高額な銘酒バルバレスコの特大瓶!
日本国内に1本限りです。




今回のボルドー訪問の目的はシャトーや畑の位置関係を把握し、
好きな蔵を訪問する事とメドックラソンの観戦。

手間暇を要したが、今回はすべて自分で全日程を組みました。
航空券、ホテル、レンタカー、地図の下調べ、シャトーへのアポ取り
(アポも見学も英語でOKだが繁忙期はこれが一番大変)。

自由と引換えに大変な手間と下調べがもれなくセットになっている(笑)

旅好きな自分にはこれが大正解。
高嶺の花と思われがちな
格付けシャトーも様々な訪問を終えてぐっと親近感が湧きました。


当ブログも改装中。今後は地域よりも、年代ごとにわけていくことにしました。
ネット店「吉田店長の蔵出しワイナリー」もよろしくお願い致します!

店主の古酒好きが反映され過ぎているかもしれませんが御容赦ください。

若いワインもいいけど、熟成の旨みを1度覚えてしまうと戻れないのです。


さてメドックラソン前日にブロ友のHさんと合流。
ベイシュヴェルの訪問は後日行うことにし、まずはグリュオーラローズの写真から紹介します。

ヴィベールさんにアポを取って、英語でガイドをしていただきました。(要予約)

醸造所の中を見学すると近代的なオペレーションシステムと伝統的な部分があり
大樽での発酵やセメントタンクなども混在していました。
伝統への回帰と仰っていたので、綺麗な大樽は以前から使っていたわけではないのかも。(うろ覚え)

最も印象的だったのが地下セラー。内陸に入った小高い丘に位置し、
サンジュリアン村でも屈指の貯蔵量を誇ります。(写真1枚目)

豊富な財力と生産力でバックヴィンテージを多数所有し、1800年代のボトルもありました。。。
前日に訪問したポンテカネの地下もお宝が豊富に眠っていましたがここの量は凄い!

「1本飲んでみる?」

と言われるはずもなく、地上に戻りグリオのシンボル「塔」の上まで案内して頂いたのが写真2枚目。
晴れ男Hさんのおかげで、前日までの悪天候が嘘のようにカラッと雲一つない好天に恵まれ
肉眼ではジロンド川まで望むことができました。

2011年のボルドーは少し異常な年でしたが良好なヴィンテージになるでしょう。
(2011年はブルゴーニュも収穫が異常に早かった)


ラソンに参加する若いカップルが参加していたのでお互い写真を撮リ合い、最後は試飲で終了。
いただいたのは
サルジェ・ド・Gラローズ2002のセカンドワインと本家の2001年産。
10年後にまた会おう!と思うほどタンニンがしっかり含まれるクラシックな造りでした(苦笑。。)

サンジュリアンのワインショップで1995年を購入し、その夜Hさんと二人で開けましたが
硬かったのと睡魔で、ボトルを翌日に持ち越し⇒明らかに翌日がベター。
このシャトーは1978年を飲んでからずっとファンなのです。念願の訪問が叶い大満足でした。

ボルドーワイン 一覧(日々、新着があります) 
http://www.yoshidawines.com/product-list/7



~備忘録~

9月6(火)AF277 NRT 21:55⇒CDG 04:15 AF7620 CDG 07:25⇒ボルドー 08:40
成田からエールフランスで(パリは通貨)一気にボルドー行き。
渡仏は四回目だが今回はフランスで初めてレンタカーを運転した。

左ハンドル、右車線は前回のナパヴァレー訪問で慣れていたが
やはりマニュアル車天国の欧州は勝手が違う。

まずネット予約の時点で変だと気付いたのが、オートマは高級車のみという事。
フランス人は燃費重視なのと、オートマ=運転の下手なヤツが乗る乗り物なんだとか。
(日本も20年前はそう考えられていたような。。)

ボルドー・メリニャック空港に降り立つと、雨が小降り。
ミッションを動かすのは15年ぶりだった。お約束のエンスト、ワイパー出し、左車線突っ込みなど
カッコ悪いことを一通りこなしつつ、徐々に慣れていく。普段使わない右脳に効果的!?

市街地を抜け出し田舎に来るとRond Point ロンポワン(英国名:Roundabout)が
増えてくる。信号の無い良いシステムだ。

メドックの広大な葡萄畑が見えてきた時点でテンションMAX。

マルゴー村のローサンセグラ、ローザンガシーを皮切りに
D2沿いのサンジュリアンのシャトーを外から眺める。
ランシュバージュとポンテカネを訪問し、カロンセギュール
コスデストゥルネル、コスラボリー、ムートン、ラフィット・ロートシルトなど。。続く。