vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

山梨屈指のワイナリー ルバイヤート

山梨で「酒」といえばワイン。

居酒屋で「おやっさん、酒!」と言えばワインが出てくる!
というのは冗談。
ただ、酒蔵よりもワイナリーが多いのは確かで、全国でも山梨だけなのでは?
(もしかして北海道・岡山あたりも??)

山梨県勝沼では国産ワインの新酒が出荷ラッシュ。
各地で収穫祭が行われて羨ましい限りです(^^ 仕事さえなければ、山梨に向かいたいなぁ。

ワイン用と食用葡萄が違うということを御存知の方が少ない日本では
葡萄産地としか思われているでしょうが…日本を代表する「ワイン産地」、
勝沼ワインの歴史は1870年頃からと意外に古いんです。(葡萄の歴史なら1300年)

一時期、栽培農家は甲州などの地品種を大手へ原料供給してきました。
ゆえに当初は「地域の勝沼ワイン」という認識は低かったそうです。
高値の「食用」に注力したほうが確実に生計を立てられますし…。


そんな状況を打破した「ドメーヌ・ルバイヤート」はTOPクラスの実力派。
創業は100年以上前で、国産ワインの代表格と称えられています。
以前、「どっちの料理ショー」にて取り上げられましたが、取材を断り続けたという頑固者社長なんです(笑

ボルドー大学で栽培から醸造までを研究し、努力を重ねた大村春夫さんのワインは
ブラインドだと国産には思われないでしょう。 ワイン造りは人次第というのがよくわかります。
山梨県勝沼の情熱を感じてみませんか?
漫画「新ソムリエ 瞬のワイン」にもイメージとして登場した蔵です。

ルバイヤートHPより転載~
「明治23年5月、創業者大村治作は、自宅の庭に小さな葡萄酒醸造所を造りました。
以来、親子4代。一人でも多くの方々に本物のおいしさをわかっていただくことを喜びに
ワイン造り一筋にこつこつと歩んできました。そして2001年ルバイヤートは三世紀めに入りました。

国産の原料ぶどうにこだわり伝統の辛口甲州をはじめ、カベルネ・ソーヴィニヨン、シャルネなど
欧州の代表品種の栽培、醸造を試みながら「世界に誇る日本のワイン」造りをめざしています。
21世紀も一歩一歩、さらに力強く、切り拓いてゆきます。」

ーーお品書きーー

デラウェア 新酒    白・やや甘口  (写真右)
淡い色合い。香りを高く出す酵母と低温発酵の組み合せにより、
親しみやすい甘みと酸のバランスの良いワインに仕上げました。入荷数24本

甲州    新酒     白・やや辛口 (写真右から2番目)
これぞ日本の地品種代表!キレのよさと新酒ならではの香りのよさ。
欧州品種より和食に合わせやすいだろうと感じます。入荷数24本

甲州シュールリー   白・やや辛口   国産ワインコンクール銀賞。
シュール・リー製法でフレッシュな香りと厚みのある味わいの両立を表現。
香味を残すべくあまり濾過をしていません。勝沼町甲州種100%使用。

ルバイヤートルージュ 赤・ミディアムボディ  品種メルロー、マスカットべリーA 
ミディアムボディ 鮮やかなルビー色。やや若いが果実の香りと心地よい酸味、
やわらかいタンニンとのバランスはとても飲みやすい。この価格でも充分、ソウルフルな1本です。

●ドメーヌ・ルバイヤート 赤・フルボディ 品種カベルネメルロー・プティヴェルド 
国産ワインコンクール金賞(123本中5本!)大村さんの粋を感じる一本。
ボルドーに引けをとらない新樽熟成13ヶ月の複雑かつエレガントな味わい。
生産本数が1705本。3本しかありません。

●シャリオドール 1987年 白・甘口 甲州100%
国産で、ここまで熟成したものは珍しいはず。
輝きのある黄金色。上品な香りと奥行きのある味のバランスは絶妙です。
果汁清澄後低温で丁寧に醗酵させ長期熟成。デザートワインとしてお楽しみください。

デラウェア 2006新酒    \1155
甲州     2006新酒    \1260
甲州シュールリー 2005   \1680
ルバイヤートルージュ 2003 \1680
●ドメーヌ・ルバイヤート 2003 \4200
●シャリオドール 1987年    \3255