vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

静岡沼津 ベアードビール 超小規模醸造所の季節限定作品

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ドイツ・ベルギー・アメリカだけじゃなく、日本にも凄いクラフトビールがあるのに、
残念ながらそれを知る機会は極めて少ない。
地ビールではなく、クラフトビールですね。


静岡・沼津に卓越したビール醸造士がいる。
アメリカの大学院卒業後、ある会社の東京支店に勤めたベアード・ブライアン。
高給でしたが疑問を感じ…情熱を持てる仕事をしたいと30歳で醸造所を興す。
大好きな「ビール」に着目したのです。

日本には自分達がアメリカで飲んでいた美味しいエールがないから
造ってみようと思ったのが転機で、最初は苦労の連続だったことでしょう。

ライジング・サン ペールエール Rising Sun Pale Ale   Alc.5%
柑橘系を想わせるホップの香り、フルーツのようなフレーバー。喉の渇きをいやす。
●レッドローズ アンバーエール Red Rose Amber Ale   Alc.5.4%
エール酵母ラガービールの温度帯で発酵させたビール。
ラガーの爽快感とエールのフルーティーさを兼備。スティームを意識?
●帝国IPA  Teikoku IPA   Alc.5.8%
ホップの苦味が強調されたフルボディーのビール。
●アングリー・ボーイ ブラウンエール Angry Boy Brown Ale Alc.6.2%
標準的なブラウンエールのスタイルに比べ、アルコール度が高い。後味に苦味。
●黒船ポーター  Kurofune Porter Alc.6%
ビターチョコやエスプレッソのような苦味。米国スタイルのポーター。
●島国スタウト Shimaguni Stout   Alc.4.6%
真っ黒で麦芽による苦みを感じるが、アルコール度は低めのさっぱりしたスタウト。

技術に自身、飽くなき探究心…独創的なネーミングの季節品が
月に4種類程度リリースされ、思い出すのが大変なくらい。
備忘録として、リリースされたものを列挙します。

●ジュビレーションエール ●アメリカンドリーム・ストロングペールエール
カントリーガール・かぼちゃエール ●オクトーバーフェストラガー
●大工さんのみかんエール ●オールドブルースター・ストロングエール
●やばいやばいストロング・スコッチエール
●ウエストコースト・ウィートワイン ●ミッドナイトオイル・エクスポートスタウト
●ダークスカイ・インペリアルスタウト ●がんこおやじバーレーワイン
●ダークウィートエール ●チョコレートウィート・スタウト
●80シリングエール ●モーニングコーヒー・スタウト
●山梨アップルエール ●ゆずエール ●ミュンヘンデュンケル
●60シリングエール ●無礼講時間ゴールデンエール ●四姉妹スプリングボック
●セゾンさゆり ●だいだいダークエール
●静岡サマーみかんエール 2007/05/26
●40シリングエール●沼津ラガー 2007/06/07
●出る杭シトラスポーター  2007/06/20
●ストロベリーミルクスタウト 2007/07/02
タップルーム7周年記念エール  2007/07/13
●クールブリーズピルス2007 ●1年熟成ミュンへナーピルス 2007/07/19
●栄枯盛衰 ペールマイルド 2007/08/02
●エキスポートラガー&ホップヘッドIPA(樽のみ) 2007/08/25
●ブラックベルベット ダークラガー   2007/09/04
●日本物語エール            2007/09/13

ーーーあとがきーーー
他の酒屋さんから、地ビール販売は努力に見合わないのに
なぜ扱うの?と訊かれますが、「ただ美味しいビールを伝えたいから」です。
それが酒屋の本当の使命じゃないですか?

Web全盛の時代に、当店は未だに対面販売のアナログショップ。
知名度は低いし価格も高い…こういうビールはネット向きなのですが)

それでも私は取扱いをお願いしました。
このBLOGを見た方、ベアード夫妻の夢を感じてみませんか?