vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

カリフォルニアワイン オーパスワン2001&2004 ロバート・モンダヴィ&BPhR

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

ナパとは現地インディアンの言語で“豊潤の地”。
初期開拓者の一人であるジョージ・ヨーントが1838年に葡萄を植栽。
1861年 シャールズ・クリュッグがナパ初のワイナリー創業。
1966年 ロバートモンダヴィ・ワイナリー創業。ワインブームの夜明けを迎える。

ナパ、ソノマはサンフランシスコから車で1時間半の所にあり、多くの観光客が訪れます。

太陽光と暖かい気候は葡萄栽培に最適。悪天候による被害も少なく、
フランスワインにない分り易い美味しさ・陽気さが魅力。

映画「モンド・ヴィーノ」を御覧になった方は是非ともお試しください。
ワインファンじゃなくとも、御存知の方は多いかもしれませんね。



アメリカ カリフォルニア州 ナパ・ヴァレー U.S.A. California Napa Valley
ロバート・モンダヴィ&バロン・フィリップ・ド・ロートシルト
Robert Mondavi & Baron Philippe de Rothschild(BPhR)

オーパスワン・ワイナリー Opus One Winery~

1979年にモンダヴィとBPDHのジョイントとして誕生。
名はクラシック音楽の「作品番号第一」の意で、最初のリリースから
ボルドーとカリフォルニアの融合として世界の注目を集めました。

ゴージャスな外観、近代的設備、テクニカルな技術は映画「モンド・ヴィーノ」で
何かと論議を醸しましたが、この安定した美味しさも一面では賞賛に値するでしょう。
カリフォルニアの代名詞的存在で観光コースに組まれるほどの有名ワイナリー。


★ロバート・モンダヴィ・ワイナリー ~ Robert Mondavi Winery★
1913年 ミネソタ州ヴァージニアにてイタリア・マルケ州から移民した父チェザーレと
    母ローザの長男としてロバート・モンダヴィ誕生。
1923年 父がカリフォルニア州ローダイに移住し農園を開く。
1936年 スタンフォード大で経済・経営を専攻し卒業後、父チェザーレが共同経営者となった
    セントヘレナのサニーヒルで働く。一家はナパへ移りロバートの勧めで
    チャールズ・クルーグを入手。
    100エーカー(40ヘクタール)の畑を全て高貴な品種に植え替えた。
1959年 チェザーレ他界、母ローザ、弟ピーターとクルーグを継承。上級クラスを出荷し、
    家族経営の近代化を進める。(ナパ初の低温発酵を試みた生産者)
1966年 息子マイケルと「ロバートモンダヴィ・ワイナリー」創業。
    杉樽熟成をフランス産オークの小樽熟成に変える。母、弟は理解できず別の道を進んだ。
1978年 ローダイのウッドブリッジ・ワイナリーの運営を開始。
1979年 バロンフィリップ・ロートシルトと共同ワイナリーを創設し「オーパスワン」リリース。
    ワイン・文化・芸術の融合のために始めた活動である。
    「サマー・フェスティバル」等の音楽祭は、ナパ名物。
1995年 トスカーナのフレスコバルディ(Frescobaldi)と共同で「ルーチェ」をリリース。
2004年 モンダヴィが諸事情からコンステレーション・グループにワイナリーの経営権を譲渡。
    ワインメーカーにマイケル・シラッチを迎える。
2008年 ロバートモンダヴィ逝去

ロバート・モンダヴィ&フレスコバルディ(Frescobaldi)
オーパス・ツーともいわれる「ルーチェ(Luce)」概要
http://blogs.yahoo.co.jp/samuchosamucho/34035983.html


★バロンフィリップ・ド・ロートシルト ~ Baron Philippe de Rothschild(BPhR)★
シャトー・ムートンロートシルト、ダルマイヤック、クレール・ミロンなど、
ポイヤックの格付けシャトーを所有するロートシルト家のネゴシアン部門。

バロン・フィリップの死後、バロニーから現在の名前となった。
サン・ローラン・ド・メドックに最大10万hlの生産能力を誇る醸造設備を保有し、
ボルドージェネリックのムートンカデ(Mouton Cadet)、
ラングドックのバロナーク(Domaine de Baron'arques)

海外では、チリのエスクード・ロホ(Escudo Rojo)を所有し、
カリフォルニア ロバート・モンダヴィとの合作(オーパス・ワン:Opus One)、
チリ コンチャイトロとの合作(アルマヴィーヴァ:Almaviva)をリリースするなど
国際事業にも積極的に進出している。

バロン・フィリップ・ド・ロートシルト&コンチャ・イ・トロ
「アルマヴィーヴァ:Almaviva」概要
http://blogs.yahoo.co.jp/samuchosamucho/40852721.html



オーパスワン Opus One 2004年
樽熟成由来のロースト香、カカオ、甘いチェリー、カシス…
ボルドーの樽使いの巧みさ、太陽光を燦々と浴びたカベルネの要素、
高い位置でバランスの取れた優等生的ワインです。

モンダヴィファミリーがこのワイナリー経営に携わった最後の年。
2007年10月、現地にて試飲。2001年には及ばないもののポテンシャルは高い。
まだ若いのでデキャンタするか、時間をかけてお愉しみ下さい。
ワイン会などで少し飲むだけでは真価が発揮されないでしょう。

オーパスワン Opus One 2001年 
近年稀に見る極上の年で、ワイン会でも見事な交響曲に一同絶賛の嵐!
オーパスワンってパーカーポイントは低いのですが、私は98点ですね。
今や高騰したボルドー五大シャトーを買うより迷いなくコレを選ぶでしょう。
市場も感動があったのか、再入荷は困難になっています。
税込特価 ¥38000 (ラベル汚れがあるため特価放出・ギフトには要注意)

フルボディ赤  樽熟成:フレンチオーク新樽 17ヶ月
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン87%、メルロー6%、マルベック3%、
カベルネ・フラン2%、プティ・ヴェルド2%