vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

Tenuta dell’Ornellaia ~ オルネライア2007、マッセート2008など

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~ イタリア トスカーナ州 ~ 

Toscanaはイタリア中西部に位置しシエナ、ピサ、など
歴史的な古都が点在する風光明媚な地方で世界遺産も多い。

州都フィレンツェ古代ローマ時代、花の女神フローラの町として
Florentiaと名付けられ、英語・フランス語ではFlorenceと呼ばれます。

農業ではオリーブ、小麦の大産地で、ワインでは庶民の酒
キャンティや※スーパー・タスカンを輩出する世界屈指の産地。

ローマ教皇領と並びルネサンス中心地の一つでメディチ家支配下にあったが、
のちオーストリアトスカーナ大公国となりました。
1860年イタリアに合併されたが、オーストリアは20世紀初頭まで
トスカーナの領有権を主張したそうです。

※スーパー・タスカン(スーペル・トスカーナ
ワイン法・格付けに拘らず造られるトスカーナの上質ワイン。
オルネライア・サッシカイア・ソライアが代表格で、VdTやIGTとして生産されたが世界的評価が高まった。

イタリアでは、伝統的な地品種を用いてワイン造りを成すことが基本ですが
土壌と好相性のカベルネ・ソーヴィニヨンを植えたり、サンジョヴェーゼとの
ブレンドで品質を追求したのです。(後でDOC認定されました)

「地域の味」の喪失に繋がるという懸念から地品種を使うべきという意見も多々あります。
この辺りは市場が命運を握っているのかもしれません。

同州のキャンティでは、赤に白葡萄を混醸するのは義務でしたが、
反発する生産者によってサンジョヴェーゼ100%の赤もリリースされました。
そちらも「スーパー・トスカーナ」に含まれましたが、
白葡萄を混ぜない赤ワインの人気により法改正され、赤100%でも
キャンティ・クラッシコを名乗ることができるようになった。

イタリア トスカーナ地方 ボルゲリ地区 
テヌータ・デル・オルネライア Tenuta dell’Ornellaia

1981年創業。
フィレンツェ・アンティノリ家の次男マルケーゼ・ロドヴィコ・アンティノリは
カリフォルニアでワイン造りをと考えていましたが、
サンテミリオンとポムロールの土壌とカリフォルニアの気候」といわれる
海岸マレンマ地方「ボルゲリ」に賭けました。

誕生には、サッシカイアのジャコモ・タキス氏が助言をしたそうです。
なお2005年以降はフレスコバルディ社の所有となりました。


以下、全て正規品です。

●テヌータ・デル・オルネッライア 750ml 2009年 化粧箱入り 3本特価
http://www.yoshidawines.com/product/233


●テヌータ・デル・オルネッライア・マグナム1500ml 2007年 木箱入り
このヴィンテージに結婚なさった方やお子様の生まれ年が2007なら 最高のワイン!
店長吉田、絶対の自信があります。一般的に1500mlサイズは750mlより状態が良いです。
http://www.yoshidawines.com/product/1365


●テヌータ・デル・オルネッライア 3000ml 2007年
これは大きい。。。30年以上キープできるでしょうネ。
http://www.yoshidawines.com/product/1402


●テヌータ・デル・オルネッライア・マッセート750ml 2008年 正規品 Ornellaia Masseto 2008
新樽で2年熟成、ボトルでの熟成18ヶ月を経てリリースされるオルネライア最上級のスーパートスカーナ
マッセートは畑の名で味わいはエレガントでかつ複雑、果実味とのバランスが素晴らしい。
2005年には2001年産がワインスペクテーター100点を獲得しました。メルロー100%
http://www.yoshidawines.com/product/35


あと最後に。。。凄いワインがイタリアより入荷しました。
●プリミティーボ・ディ・マンデュリア F・ド・バランネ・ヴェンデミーア1954年
圧巻。状態は完璧に近いコンディションと言えるでしょう。
21世紀になってコルクは打ち替えられており、抜栓に失敗することも無く古酒にしては
安心してお愉しみいただける稀有な作品です。
http://www.yoshidawines.com/product-list/150