vintagewinesのブログ

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国分酒造 芋焼酎「蔓無源氏(つるなしげんじ)」~大正時代の焼酎を再現~

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以前にご紹介した「大正の一滴 (ひね麹、ひねもろみ)」は
大正時代の老麹造りを再現しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/samuchosamucho/28306098.html

芋は大正時代のものが僅かなため昭和生まれのコガネセンガンを用いてますが
この焼酎は明治に発見され、大正から昭和前半に栽培された「蔓無源氏」を原料に
「大正時代の焼酎」を実現しました。

鹿児島県 霧島市 国分酒造
●平成18年仕込み 「蔓無源氏(つるなしげんじ)」
明治40年、鹿児島県垂水市の中馬磯助氏が発見。
明治28年に豪州から導入された源氏種の突然変異で
ツルが源氏に比べはるかに短く、芋の新芽が赤く色付くそうです。

かつて「西の蔓無源氏、東の紅赤」と呼ばれましたが、現在は農家が少ない貴重な芋…

平成15年夏、農業試験場に出向き大正時代の芋ということで、
苗を数本頂き、霧島市福山町の農家に栽培をお願いしました。

ふかすと甘みが強い品種で、焼酎になっても甘みが強いのが特徴。
大正の一滴の造りで仕込み、原酒で出荷するためコクと旨みある味に仕上がっています。

アルコール度35% 1800ml 税込3675円


国分酒造の笹山さんの熱意には恐れ入ります…

※芋が僅かなため、年一度の発売となっており当店への割当量も6本…
お一人様一本限りとさせていただきます。
詳細は↓
http://www.yoshidawines.com/product/16