vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

ボジョレー・ヌーヴォー2008年産がやってくる!フランスワイン・新酒 富山 吉田酒店

皆さん、お待たせ!もうすぐフランスから晩秋の恵みが届きます。

ボジョレー・ヌーヴォー」2008年産の新酒…

ヌーヴォーは葡萄の出来を確かめるのが目的でしたが、
天の恵み…大地の力…人(生産者)の情熱や感謝の気持ちも大事だと思います。

解禁日は11月20日…さぁ、もうすぐお祭りです!


.ザルヴィエル ヴァン・ド・ヌーヴォー 元詰め(南仏)直輸入
葡萄品種:メルロー・シラー主体 有機栽培

▲献礇鵝Εロード・ラパル ボジョレー・ヴィラージュ ヌーヴォーV.V.
世界No1ソムリエがヌーヴォー最高の生産者に選んだこともあります。
(現地訪問以来のファンです。写真の男が彼)有機栽培

フィリップ・パカレ ボジョレー・ヴァン・ド・プリムール 
ごぞんじ、DRC(ロマネコンティ社)からの招聘を断った男…
天然酵母ビオディナミ自然派

ぅ檗璽襦Ε棔璽如.椒献腑譟次Ε凜ラージュ・ヌーヴォー(量り売り)
高額な新酒を手頃に飲んでほしいため、店頭販売だけの企画です。
大容量から当店に720ml瓶へ小分け。

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Д轡襯凜.鵝Ε蹈轡А.椒献腑譟柴探蕁 屮侫襦璽蝓2004」 ※新酒ではありません
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ドイツの新酒「デア・ノイエ」

ブログで長い説明は割愛いたしますが、
全てのワインは↓で写真や詳細が見られます。
http://www.yoshidawines.com/product-list/9


2008年は生産者により差が出るといわれており、今年は厳選しました。

解禁まで飲めないため、何とも言えませんが特に´↓は
苦難の年も印象が非常に良かった生産者。
蔵の情熱が反映された各ヌーヴォーの味に自信があります。


さて、今更ですがヌーヴォーの説明を。

ボジョレー」は地区の名前で、フランス東部、ブルゴーニュ地方にあります。
「ヌーヴォー」はフランス語で「新しい」「新酒」の意。
つまり、ボージョレ地区の新酒という事です。

解禁日を設定したのは、早く販売して儲けようとする業者のフライングから品質を守るためです。
(熟していない「酸味の強い若い葡萄」から良いヌーボーは生まれず、評判の下降に繋がる)

かつては11日に解禁日を固定していましたが、年によっては土日と重なり運送業者が休むため、
売り時を逃す事となりました。
そこで1984年から、11月第3木曜解禁ということになったのです。


★一歩進んだヌーヴォーの知識★

●葡萄品種は「ガメイ」で、香りが良く渋みの少ない葡萄と
思われがちですが、本当はタンニンも普通にある葡萄です。

●その秘密は「マセラシオン・カルボニック(★MC法)」という製法
収穫後の破砕を行わないので、タンニンが少なくなり、
炭酸ガスによって酸化が防止され、ワインがフルーティーになる。

●MC法(★)を採用しない生産者もいます。(特に自然派
個性が感じられタンニンもあり、味わい深いのですが、
どちらが良いかではなく、好みの問題でしょう。

●普通の赤は冷やしすぎるとタンニンの渋みは強くなりますが、
ヌーヴォーの場合渋みが少ないので、10~12度くらいでも大丈夫。

●料理は軽めの豚肉料理、すき焼き、クセのないチーズ、生ハムなどが良いでしょう。

●渋みがない分、冷蔵しないと劣化も早いです。
特に自然派生産者の作品は無濾過であることが多いので、
購入後はお早めにお愉しみください。

●バナナの香りは葡萄ではなく、培養酵母が作った(人為的な?)香りである。


★MC法
20~30度で1~3日間、蓋をし葡萄の発酵で発生した炭酸ガスを充満させる。

ボンベの炭酸ガスを5g/hl位注入し、30~35度で8日間以上も浸漬する生産者もある。
炭酸ガス浸漬といい、葡萄粒に含まれるリンゴ酸が分解され、酸味が減少する。
(マロ・ラクティック発酵と違い、乳酸が生成されない)