vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

鹿児島 大海酒造「海」「くじら」「海王」 芋焼酎

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実は当店、あの芋焼酎「海」「くじら」「海王」の正規特約店です。

焼酎ブームになる前から、鹿児島県鹿屋市の大海酒造を訪問させていただき、
山下専務の地元を愛する気持ちに心を打たれました。

ラベル裏にある契約芋農家の写真が信頼の証。
商売優先の蔵なら輸入芋を使うことでしょう。(輸入芋は芽が出るそうです)

大牟禮杜氏芋焼酎の生産を終えると、
秋田「天の戸」醸造元、浅舞酒造にて日本酒の製造も学ぶ勉強家。
作品は鹿児島県芋焼酎品評会で何度も最優秀賞の栄冠に輝いてます。

輸入芋に頼らず、契約芋だけですから、生産量が多くないことに加え、
折からの過剰なブームが原因で僅かしか入荷できません。
人気焼酎の宿命で、仕方なく棚から隠し売切御免を貫いてきました。

しかし実はそんな焼酎ほど、流行に流されない骨太なお客さんを求めています。
心からの焼酎好きに愛されることを願い、堂々と販売開始します!

飲食店の方も、僅かですが正規価格にてお頒け可能ですので、
御希望の方はお手数ですがメールをくださいませ。(品切れは御容赦ください。)

●海 (減圧蒸留)
芋の甘い香りと柑橘系の爽快な香り。
どこまでも続く青い海を想わせる、綺麗で洗練された味。
芋が苦手な方に自信を持ってオススメできます。女性にも人気。

●くじら
スケールの大きな鯨のように、優しく雄々しく…この3兄弟の中で、
最も芋焼酎らしさを感じますが、濃いだけではありません。
ホクホクとした美味は「クセ」ではなく「コク」と感じられるものでしょう。

●海王
黒麹なのになんと上品な味でしょうか。温泉水を仕込水に用いたのが秘訣です。
「海の爽快さ」と「くじらの旨み」を併せ持ったバランスが素晴らしく、
私は大海さんの焼酎の中で最も好きですね。

    720ml 1800ml
海   \1365 \2478
くじら \1260 \2380
海王  \1575 \2625

大海酒造の限定品はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/samuchosamucho/23995963.html

単式蒸留の方法には常圧蒸留と減圧蒸留があります。

常圧蒸留:タンク内の醪温度が90~100度、通常の大気圧の下で蒸留すると
フルフラール(焦げ臭の元となる成分)などの二次生成物や高沸点成分が出て
芳醇な香味の焼酎が生まれます。(いも、黒糖、泡盛などは常圧が主流)
新しい減圧蒸留の技術が導入される1975年頃までは常圧だけでした。

減圧蒸留:装置を減圧(真空)で加熱し蒸発させ約50度で沸騰が可能。
低温沸騰させると、醪のような軽快な香りを得られ雑味の少ないソフトな焼酎ができる。
現在では米、麦、そばなどの穀類焼酎に多く採用されているが、近年は芋でも採用されます。
飲みやすい焼酎として人気がある一方、原料特性がうすいので、物足りない面もある。