vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

ジャニソン&フィス トラディシヨンNV 750ml

「何か安くて美味しいシャンパンは無いの?」

酒屋にとって腕が試される質問です。

何故ならシャンパンの場合は、他の地域と違い大変な手間と時間を要するため
コストパフォーマンスの良いものを探すというよりは
「安かろう悪かろう」になってしまいがち。。。

この価格帯にしては鋭角的なアルコール感が無く店長オススメです!

多くが欧米だけに出荷されてきた期待の1本が日本に登場!


フランス シャンパーニュ ヴェルズネイ村
Janisson & Fils - ジャニソン&フィス
1923年にヴェルズネイで、現当主マニュエル・ジャニソンの祖父が弱冠19歳にて創業。

自社畑の葡萄だけを使ってワインを造っていましたが、
1996年より近隣の優良契約農家からも葡萄を買い付け、当主のマニュエルと妻、
そして3人の子供達によって畑の管理、醸造、販売までを行う家族経営のシャンパーニュ・メゾン。
葡萄は出来る限り化学薬品を使わないリュット・レゾネで栽培されています。

シャンパーニュは冷涼な気候のためオーガニックに近い造りは困難ですが、
マニュエルさんの情熱が感じられますね。

2007年には「ジャニソン・エ・フィス・トラディションNV」がワインスペクテーターにて91点を獲得。
JALやルフトハンザのファーストクラス・ラウンジで採用されています。


●ジャニソン&フィス トラディシヨンNV 750ml
Champagne Janisson & Fils Brut Tradition 750ml

ヴェルズネイ村にありピノ・ノワールが70%程使われています。
ミネラル豊富な石灰質土壌の畑から葡萄を選んで買い付けており、
最初はとっつきにくい印象があるかもしれません。

口あたりは非常に繊細で、温度の上昇につれ、シトラスフルーツやエキゾチックな
南国のフルーツが溶け込んだような果実味が広がります。
エレガントな酸味とキリッとしたミネラル感を示すシャンパンです。

品種:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%
白・スパークリングワイン(シャンパーニュ) 辛口

写真、詳細 http://www.yoshidawines.com/product/681 
6本のケース特価となっています!ジャニソンといえばハートラベルの
ジャニソン・バラドンも有名ですが違うメーカーです。


シャンパーニュ 豆知識~

シャンパーニュ地方の過酷な気象条件と土壌にあった3品種でシャンパンは造られる。
この赤と白の葡萄を混ぜて造るのが特徴です。

黒葡萄も果汁だけで仕込めば白ワインになります。黒白の比率は
6:4~7:3程度で、メーカーや葡萄の出来によって違います。
ボディーを整え厚みと豊かさ与える黒の品種はピノ・ノワールピノ・ムニエ
爽やかさとキレを与える白の品種はシャルドネ

白葡萄のみを使うブラン・ド・ブラン(Blanc de Blanc)、
黒葡萄のみを使うブラン・ド・ノワール(Blanc de Noir)は、
ラベルに表示義務がある。

Pinot Noir (ピノ・ノワール
モンターニュ・ド・ランスとオーブ県で栽培されている主品種。
小粒の果実がぎっしり付いた房がマツカサに似ることからpinot=「松」の名が生まれた。
霜や病気の影響を受けやすく、生育環境に敏感に反応する。
シャンパーニュピノ・ノワールは地元でピノ・ドーレと呼ばれ中世から栽培される。
繊細なアロマを持ち、シルキーで溶けるような舌触りのワインは、
熟成によって洗練された気品を醸し出す。シャンパンの骨格を造る大事な品種である。

Pinot Meunier (ピノ・ムニエ
ヴァレ・ド・ラ・マルヌで栽培されている主品種。「ムニエ」とは「粉屋」の意味で、
葉の裏が白いのでそう呼ばれる。ドイツ名「ミューラーレーベ」。
寒さに強くシャンパーニュに適し、収穫量が多いのと早熟なので量産可能。
シャルドネピノ・ノワールにフレッシュさを加える。洗練さを欠くと言われるが、造リ手次第 。

Chardonnay (シャルドネ
コート・デ・ブランで栽培されている主品種。春霜や病気に掛かり易いが、
適応性が高くシャンパーニュ、ロワール、ラングドックまで広く栽培される。
複雑なアロマを持ち、シャンパンに繊細さ、優美さを付与する。