vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

カリフォルニア・ヴィンテージワイン会のお誘い

先日のカリフォルニア・ワイン会は改めて西海岸のレベルの高さを実感する結果となりました。
また、抜栓後はすぐ風味が開くためワイン会向きと言えそうです。

~今回の西海岸ワインリスト~

●ミ・スエーニョ シャルドネ ロスカーネロス2005年
並大抵のムルソー1級を凌駕する突き抜けた美味しさ!
ホワイトハウスで使われる希少銘柄というのも頷ける。
ここ数年で最高の白ワイン。
http://www.yoshidawines.com/product/708

●テンスリー・シラーズ 2008 新着
トルブレックよりパワフルかも。。というとんでもないフルーツ爆弾。
でも、酸があるので飲み飽きない不思議な旨さ。

●ウィラケンジーエステート PNキアナ 2006年
これだけオレゴンワイン。ふくよかな果実味に溢れた旨いピノノワール
仕入れた当初は少し硬く、風味が開きにくい印象でしたが、
今飲むと木苺の香りがチャーミングで外交的な魅力に溢れており
誰が飲んでも旨い!と唸る最高の作品です。
2020~2030年までキープできそうな力強さもあり。
http://www.yoshidawines.com/product/582

●カレラ・セレック 2003年、2009年
同生産者の最高峰で生産量がきわめて少なく、ジェンセンより間違いなく美味しいです。
2003年産はワイン&スピリッツ誌にて全米一位に輝いた入手困難なヴィンテージ!
(余談ですがジャンセンというのは間違い)

多くのカリフォルニア・ピノノワールよりブルゴーニュ的という事は言えます。
木苺香はもちろん、紅茶やスパイスの香りが複雑に絡み合う官能的な味わい。
もちろん正規品であり、状態には自信があります。
2009年もそろそろ入荷しますが、飲むにはまだ早いかもしれません。

カベルネ・ソーヴィニヨン・アローウッド1993年 
もはや宣伝文句は不要でしょう。この1993年産は飲み頃の美味しさがあります。
「凝縮感を有しながらエレガント」を標榜するだけあり、バランスが良く
もっと仕入れておけば良かった。。。と後悔しきり。
2014年頃まで、もう少しセラーリングしてみます。
ワインスペクテーター92点!!

カベルネ・ソーヴィニヨンエステート ウィリアムヒル・ノンリコルク1980年
抜栓直後は大人しいワインでしたが、15分で熟成ボルドーのような
スモーキーな香りが口内を支配しグランヴァン風のポテンシャルに脱帽。。。
良いものをいただきました。
※30年以上経過していますので個体差はあるかもしれません。
液面も個体により様々です。なにとぞご理解ください。