vintagewinesのブログ

歳を重ねたワインが大好きです(^^)

富山 氷見 あけぼの庵 綾紬  by 吉田酒店

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富山県氷見市の産物で鰤に並んで名高いのが「手延うどん」。
特徴である腰の強さは、小麦粉のグルテンが寝かし中に結びつくから。
弾力的で茹で延びしにくく「ツルンと滑らかなのに歯ごたえしっかり」という特徴を示します。

味は勿論のこと、歴史的にも古く、讃岐うどん稲庭うどんと並んで
日本3大うどん?と並び称されておりますが、
手打ちうどんの十数倍という手間と時間をかける製法の故、
生産量が少なく、「幻のうどん」と化しておりました。

私は海津屋、高岡屋も好きですが、こっそり教えたいのが「あけぼの庵」!
椎名誠さん「麺の甲子園」ブログでも賞賛されていました。

青野社長は開業前に全国のうどんを食べ歩いたという情熱家。
生産量も小規模で全くと言って良いほど知られていない幻のメーカーです。
鱒寿司だけでなく、氷見のうどん食べ比べも面白いですよ。特に「ざる」が素晴らしい…

富山県氷見市 曙庵総本家 
●綾紬(あやつむぎ)細麺 1本(2人前) ¥420
●綾紬(あやつむぎ)太麺 1本(2人前) ¥420 
●薬膳うどん 熊笹 1本(2人前) 各\473 麺が緑色!
●薬膳うどん 紅麹 1本(2人前) 各\473 麺が桃色!
さすが薬の富山です。もちろん着色料不使用。
●山峡(やまかい)造り 八割そば 1本(2人前) 各\420 蕎麦も侮れません。

ギフト (下記は基本セットで御自由に組合せ可能です)
●5本入「綾紬」3「綾紬太造り」2          \2200               
●7本入「綾紬」3「綾紬太造り」2「山峡造り」2   \3150
●10本入 綾紬・太造り・紅麹・熊笹・山峡 各2本ずつ \4500


~御一緒にいかがでしょうか~
富山の地酒 勝駒   http://blogs.yahoo.co.jp/samuchosamucho/folder/1511472.html
富山の地酒 千代鶴 http://blogs.yahoo.co.jp/samuchosamucho/folder/1519789.html
富山の地酒 満寿泉 http://blogs.yahoo.co.jp/samuchosamucho/folder/1534004.html
富山の地酒 その他  http://blogs.yahoo.co.jp/samuchosamucho/folder/1513852.html
富山の焼酎     http://blogs.yahoo.co.jp/samuchosamucho/folder/1523795.html
富山のビール    http://blogs.yahoo.co.jp/samuchosamucho/folder/1513857.html
富山の他の美味食品 http://blogs.yahoo.co.jp/samuchosamucho/folder/1515844.html



氷見手延べうどんのルーツは宝暦元年(1751年)と伝えられ当時、輪島に
加賀藩の御用素麺として白髪素麺がありましたが次第に衰退、絶えました。
今では氷見と、そこから伝わったという砺波の大門素麺が残っています。

◆輪島に伝えられた2つの説

仝什澆料婆佑禅僧によって中国から伝えられ、禅寺に広められた?
能登門前町には曹洞宗総本山総持寺があり、現在でもここの僧侶は四九日
(修行僧侶が座禅を休む日で、四と九の付く日)にはうどんを食べる。
輪島のうどんが先ず総持寺に伝えられ、後に民間に広まった。

遣唐使が伝えたものが、北前船で各地に広まった?
秋田の稲庭、長崎の五島など、手延べの産地は多くが日本海側。
北前船の寄港地も近く関連が考えられているのです。

寄港地近くに小麦産地があればうどん、そうめん製造業が栄えたのではないか?
輪島地方は製麺業こそ絶えたものの、能登麦屋節という民謡が伝えられています。

これは石臼で小麦を挽く時の唄だといいます。富山県城端地区に越中麦屋節があり、
製麺技法と共に民謡も伝えられたのでしょうか。 「あけぼの庵HP」より