vintagewinesのブログ

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富山の地酒からできる美味しい酒粕

酒粕はもろみを搾り、酒の液体部分を分離して残る固形。
量は原料米に対し25%程度、吟醸酒の場合は50%を超えます(粕歩合)。
液体になれなかった米粒・米麹・酵母などを含む酒粕は美味しくて高栄養な優等生。

たんぱく質・ビタミン類・食物繊維・アミノ酸が豊富に含まれ、
原料は国産のお米だし、醗酵においては酵母も活躍します。
酒粕の「効能」はテレビでも紹介されるように注目度も高く、
血圧安定・血栓溶解・美肌保湿などの効果に優れています^^

酒粕は10年位前までは、余るくらい大量にありましたが、
近年、酒蔵も酒の生産量も減り、酒粕も徐々に姿を消しつつあります。

地酒の粕は高品質で美味しいのですが、確保も難しく
当店のお客様は纏め買いが増えています。お早めに御注文くださいませ。

※ 酒粕には約8%のアルコール分が残っています。
お酒が弱い方、車の運転前、お子様が口にされる時は御注意下さい。

吟醸酒粕(練り粕)限定入荷 
大吟醸を搾った時に出来上がる酒粕を半年冷蔵室で熟成。
高い香りと上品な甘味が人気のワンランク上の酒粕です。
フルーティーな香りとクリーミーな味で、そのまま食べても美味しい!
何につけて食しても美味。最高の肴となることでしょう。

原材料/米・米麹・醸造アルコール 2kg 袋入り ¥840

●さけかす【酒粕】とは

もろみから酒を搾り取った残りかす。合成清酒・酢などの原料ともなる。
日本酒のもろみをしぼると、酒と酒粕とに分離されます。
酒粕は8%ほどのアルコールを含み、デンプン、タンパク質、繊維などと、
発酵中にタンパク質が分解してできたペプチドやアミノ酸、ビタミン、
発酵で働いた酵母が含まれています。

酒粕の種類

酒粕には大きく分けて、「板粕」と「踏込み粕(練り粕)」の2種類があります。
清酒は簡単にいうと、米と麹(こうじ)、酵母、水をまぜ、
発酵させてもろみを造ります。もろみには固形物が入っていますから、
これを搾って日本酒にしますが、その時点で残ったものが板粕となります。

通常、蔵元で製造され販売されるのは、日本酒を醸造する12月頃から
2月にかけて販売されます。その年に製造されたものを新粕といい粕汁や甘酒に使われます。

また、板粕をタンクに踏込み、空気を抜いて4ヶ月~5ヶ月ほど貯蔵すると、
麹の糖化作用により柔らかくなって味が濃くなってきます。
これを踏込み粕といい、漬物用に最適です。
踏込み粕に関しては製造されたあとの夏から秋に販売され、主に奈良漬に使用されます。

酒粕の保存方法
開封前は冷暗所、できれば開封後は冷蔵庫で保存してください。
賞味期限は特に明記されていませんが、加工日から3ヶ月後を目処にしてください。
表面に白い粉のようなものが出ることがありますが、アミノ酸チロシン)の結晶なので無害です。
板粕は冷凍も可能。